備忘録

何をしてきたのか、何をしてゆくのか。ただ書きたいことを書き留める、雑記帳です。

起業について

起業って難しいんだろうな?

 

本屋に行くと「起業」関連の書籍がたくさん並べてある。

手に取って中身を見ると、

まあ、難しいことが書いてある。

本も分厚いし。

 

「やっぱ無理だわ」と一気に萎える。

 

そしてまた、

 

会社の方針や上司の命令に時間と労力の無駄を感じたり、

会社の内外で下げたくもない頭をひたすら下げなければならなかったり、

そもそも、望まない仕事も多いし、

社内の人間関係に気疲れすること、

出世も気になるし、したくもない付き合いとかもあるし・・・、

 

あーやだやだ。

 

俺は、一体何をしているのだろう?

俺って社畜

このままでいいのか?

そもそも俺の給料は、働きに見合っていないんじゃないか?

 

と考えはじめ、 

  

適度な頻度で転職を考える。

あるいは、

(またまた)起業をしようかなと、参考までに本やサイトを見る・・・。

 

それの繰り返し。

そんな人も多いのでは?

 

かくいう、私かまぼこ個人事業主をしていた

↑過去形事業が芳しくなくて廃業したわけではない。)

寧ろ、毎年の確定申告(個人事業主なので)では、必ず売上前年比で100%を超え

順調に伸びていた。そろそろ株式、あるいは合同会社にするか?

などと考えたりもしていた。

単に家族都合の引っ越しで事業譲渡せざるを得なかっただけ。

 

一度は起業してみたい!と思っていた

 

サラリーマンをしていたとき、

 ちょっとアイデアを思いついたりした日には「起業するか?」と考えたりもした。

まあ、理由は何であれ誰もが一度は「起業してみたい」と思うレベルで。 

 

一応、事業計画的なものを作ってみたり。

 

それが本格的に起業に至ったのは40才の声が聞こえたからだ。

何かを自分の手で成し遂げなければ、という半ば強迫観念のようなものだ。

他に言いようがない。40を過ぎたらもう遅いぞ~、と。

あとはやっぱり子供との最優先に、と思ったから、だろうか。

 

yfire.hatenablog.com

 

 それから、7年が過ぎた。

事業譲渡までの個人事業主としての総括をすれば、

70/100点

といったところだ。

激アマ採点かもしれないが・・・、よくやれていたほうだと思う。

(私の商売については、またどこかで触れようと思う)

 

起業を考えている方へ

 

 元個人事業主としての経験のなかで、色々わかったことがある。

まず最初に、

 

ものの本やまことしやかなセミナーなどは一切無用、

 

ということだ。

 

これから取り組もうしている起業というものが如何に難しいのか、

と見せかけて稼ごうというビジネス以外の何物でもない。

 

これは間違いない。

だから、惑わされてはいけない。

 

折角の思いやアイデアがあるのだから、

形になるかどうかをその段階で決めてはいけない。

 

ではどうするか?

すっごい当たり前のことなのだが、

 

①今の仕事の関係者の中に起業した社長や個人事業主

②起業後(事業を展開したい地域の)商工会議所

 

まずはこのようなところに相談するのが一番だ。

 

当然、地域ごとに事情が異なるのだから、その地の商工会や事業主の

意見ほど参考になるものはない。

必ずよいアドバイス、よい情報が得られると思う。

 

も、結果的に色々な方の力添えを頂いた。

 

 

起業には、

考えている事業に可能性はあるのか、

お金が続くか、

など色々な不安が付きまとう。

 

しかし本当に起業するのであれば、こういった点は避けて通れない。

特に家族があるのであれば、なおのことだ。

だから、在職中から準備を進めてほしい。

 

特にお金のことは重要だ。

 

個人事業最大のリスク要因は

事業資金=自己資金という点だ。

(銀行等から借り入れられれば、それに越したことはない)

お金の尽きが運の尽き

とならないよう十分な資金準備と素早い見切りを大切にすることだ。

 

勇気ある撤退常に頭の片隅に置いておく、ということだ。

 

私も

あくまで経験したことしか書けないが、

参考になりそうなことを、

これからのブログで紹介していきたいと思う。

 

 

さて、ではまた。