備忘録

何をしてきたのか、何をしてゆくのか。ただ書きたいことを書き留める、雑記帳です。

危険物乙4を受けてきた話

危険物乙4といえば・・・

 

オツヨン・・・、40代後半のおやじである私にとって、

不良が原付免許と前後して取得する資格、というイメージがある。

たぶん相当間違った認識なんだろうけど。

そう思い込んでいた。

なので、ここ1~2年の間にいくつか資格を取得しているが、

受験に行ったら、

~かつて(20年ほど前に)暴走族の集会にきょとん顔で迷い込んでしまって以来の~

やんちゃなお兄ちゃん達が群がる中に放り込まれたうっかり親父という

場違い感があるのでは!という理由から、正直オツヨンは敬遠していた。

 

だがしかし。

 

これまでの社会人歴の中で「営業力」という”どうのつるぎ”と

「コミュニケーション力」という”かわのたて”以外、

何も装備してこなかったおやじ。

今後何が役に立つか分からないのでは?という思いもあり、

2019年11月24日名古屋での受験を申請した。

 

さりとて勉強のモチベーションは上がらず

 

 スマホで試験の申込みと受験料の支払いを10月21日までにすませ、

まずは参考書を!ということで、即日、買ってきたのがこれ。 

 評判も上々のようで、イラストもところどころあり、中身も見やすい。

というより、これまでの資格試験に備えて用意した参考書群の中でも

かなり容易なほう。

  高校卒業程度の化学の知識があれば、一読してうっすら思い出し、

二度読めば、大部分はきちんと頭に入ってくれる、といった感触。

(ただあくまでも「参考書」なので、実践的(過去問)問題は少なめ。

この手の資格は過去問が重要!ということで、スマホの無料アプリや、

ネット上で練習問題を提供しているサイトを探す必要がある。)

そもそも参考書というものは読むだけでも苦労するものが多い中で、

↑は極めて読みやすい。

詰まってしまうことがない。

これは。

苦労せず、受かるかも。

と試験の申し込み後、一週間でそう思った。

 

で、ここから試験日前日まで勉強しなかった。

 

ちょっと疲れがあったのか?

いや・・・、

 

2019年のメインに据えて、かなり気合を入れて(独学で)勉強した

土地家屋調査士の試験を10月20日に受け、当日のうちに

色々な専門学校で公表された解答速報を見て、

あえなく撃沈したことを知った、

心の傷がしくしくと痛む日々だったのである。

 

 勉強再開したのは試験前日。

間に合うのか?お前。と自問自答する。

せっかく冷凍催眠していた昭和の記憶を掘り起こしたというのに、

すぐさま、布団で寝かしつけるという。

 

よもやの二連敗・・・か?そんな不安が頭をよぎり、

やっぱりちゃんと勉強しておけばよかったと後悔したが時おそし。

とにもかくにも、「必要事項だと思しき事項」を何度か目を通して、

いざ、試験へ。

 

試験当日

 

 我が子が、また受けるの?という。

嫁が、頑張ってね、という。

はい、そうです。行ってまいります。

頑張ってまいります。

温かい声援を背に受けて、受験会場に向かう。

 

 試験は14時だが、会場についたのは12時。

それでも会場の周囲には試験を受けるであろう人々がずらり。

真剣に参考書を読む人もちらほら。

 学生半分、おやじ半分。男性95%、女性5%といったところか。

普通(自分も含め)のおじさん達、まじめそうな学生やおしゃれさんばかりで、

昔ながらの不良などいるはずもなく……。

(ま、そうだわな)と一人頷く。

 

コンビニで買ったサンドイッチを食べながら、参考書を開く。

が、本の中身より周囲が気になってしまい、さっぱり頭に入って来ない……。 

(なるようになるか)

そうこうしているうちに周囲がざわざわし始め、押し流されるように会場内に入る。

13時になったらしい。

 

 さて、ここからはさすがに本番モード。

試験の説明が始まる時間まで、

混同しやすい部分を重点的に再確認し、いざ試験へ突入。

 

試験が終わって

 

試験を40分で終え、会場を出た。問題は回収され、持ち帰れない。

感想は……といえば、

想像していたよりもずいぶん周辺的なことを問われたな、という印象。

もっとガチガチの理系問題(計算や化学式)、細かな数字を問うのが中心で、

そこに法令の知識等の確認問題が散らばっているものと思っていたのに……。

何だろう?難しい、というより薄味、という感覚。

 

あ、指定数量の計算は出た。

 

どれを見ても必ず問われると書いてあるから、いくつかあるであろう出題パターンに

必須で組み込まれているのだと思う。

 

テキストに書いてある内容を深く掘り下げるのではなく、

重要だと強調している太字に惑わされることなく、

テキスト全体をまんべんなく読む。

知識はがっちりしたものでなく、これ見たぞ、と思い出すことができる程度で良い。 

大体3回くらい目を通して、特に弱い部分をノートする。

あとは、練習問題を数回分こなす。

これで3分野それぞれ6割取るくらいになるのではないだろうか、

という印象。

 

合格発表は12月11日の16時。エラそうなことを書きながら、

実は自分の合格に疑心暗鬼。さて、どうだろうか。

 yfire.hatenablog.com